正しい「手洗い」「咳エチケット」を見直そう
とうとう身近になってしまった新型コロナウイルス感染、いつ自分のもとに来てもおかしくな状況になってきました。
一人ひとりの感染対策が非常に重要となります。
では新型コロナウイルス感染はどのように感染するのでしょうか。
菌はどのように感染するのか
現時点では、飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。
飛沫感染で感染する
飛沫感染とは、くしゃみや咳やつばなどの飛沫と一緒にウイルスが出て、そのウイルスを目や口や鼻から吸い込み感染すること。
飛沫は、最大2mまで飛ぶと言われています。
接触感染で感染する
接触感染とは、咳やくしゃみを手で押さえた後に、その手で周りのものを触る事によってウイルスが付着し、それをほかの人が触れる事によってウイルスが付着し、その手で口や鼻や目を触ることによって感染を引き起こします。
感染を防ぐ対策は?
飛沫感染、接触感染を防ぐ対策として一人ひとりができる事はまず手洗いです。
正しい手洗い方法
- 流水で15秒間よく手を濡らした後に、石けんをつけて手のひらをよくこすります。
- 手の甲を伸ばすようにこすります。
- 指先や爪の間を念入りにこすります。爪の間を洗う時は片方の手のひらに爪をこするようにして洗います。
- 指と指の間を洗います。
- 親指と手のひらをねじり洗いします。
※親指は洗い忘れが多いところで、ウイルスが残りやすいので注意です。
- 手首もしっかり洗います。
- 流水で15秒間しっかり洗い流します。
- ペーパータオルなどでしっかり乾燥させます。
正しい咳エチケット方法
次に、最近よく目にする咳エチケットです。
先日、地下鉄で隣同士に座っていた男性2人が咳エチケットでトラブルを起こしています。
「マスクをするしていないのに咳をした」と言ってマスクをしていて隣に座っていた男性が列車の非常通報ボタンを押して最寄りの駅で列車を停車させ、運行に3分の遅れが出たそうです。
このトラブルについて、過剰に反応しすぎではないかと言う意見もありますが、今のこの状況なら過剰に反応してしまってもしかたないかも知れません。
1.マスクを着用する。
マスクを着用するときは、説明書を読んでそのマスクに合った正しい方法でつけましょう。
鼻からアゴまでしっかり覆い、隙間がないようにしましょう。
2.マスクがない場合
ティッシュやハンカチなどで口や鼻を覆いましょう。
口や鼻を覆ったティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
3.マスクやティッシュがない場合
上着の内側や袖でしっかり覆いましょう。
悪い例
悪い例として、何もせず、咳やくしゃみをする。
咳やくしゃみを手で押さえる。
手で押さえるのは正しい方法と思われがちですが、ウイルスが手に付着し、その手でドアノブなど色々なものを触ることによって接触感染する可能性があります。
最後に
咳エチケット・・・今までもあったはずでしたが、コロナウイルス感染により、非常に敏感になっています。
自分の為にも、周りの人に対するマナーのためにも一人ひとりの感染対策が必要だと思います。
正しい方法をしっかり理解して感染対策に取り組めれば良いなと思います。